
著者 臼井 寛二
今日、ここ数年で一番頭に来たことがありました。 もう良い歳なので、あまり感情を揺さぶられることもめっきり少なくなったかな〜と思っていたのですが。
エンジニアとして来日し、頑張っていた外国人の友人が、日本を去ることになりました。 とっても前向きで優秀で、いつも祖国の仲間のため、そして家族のために頑張っていた彼女が、なぜ日本を去らなければならなかったのか?
詳細は書けませんが、数ヶ月前、職場での精神的圧迫で病んでしまい、適応障害を引き起こし、仕事を続けられなくなりました。 ようやく話せる状態になったので私に連絡してきたのですが、もう日本では働きたくないと、この国に絶望し、去ることになったのです。 祖国の政治事情から家族の待つ場所にも戻れず、いく先でも肩身の狭い外国人としての生活を続けることになります。
ク◯みたいなブラック企業にも腹が立ちますが、一番手を差し伸べられたはずの自分が何にもできなかったことに、憤りを感じざるを得ません。本当に、何をやってるんでしょうかね、私は。。
来日した頃、彼女を含む数人で食事会を開いた時のことを思い出します。 日本はテクノロジーが進んでいるから楽しみだとか、N1(日本語検定の最上級)を取るべく頑張っているとか、MITのオンラインAI講座を受講しているとか、これからエンジニアとして羽ばたこうとキラキラ輝いていた彼女はもういません。
ただこの国の冷たさに絶望し、静かに去るだけです。

